like a Cat - 悩んだり進んだり、また悩んだり -

社長を同居人に持つ私の日々の生活日記。

日記

急に今までに書いた自分の日記を読み返したくなったので机の奥から出して読んでみた。

日記は当時愛読していた雑誌「りぼん」の付録のノート。

小学校5年生から大学まで不定期に書いており全部で5冊ある。

小学生時の内容はもっぱら好きな人についてだった。

当時私が好きだった人とはクラスが違い、それほど話したりすることがなかった為、当時の私には運動会や修学旅行などのイベントが最大のチャンス。

その時に目が合っただの同じ係になっただのが詳しく書かれてあり、かなりテンションが高いものだった。まだ自分の字が定着していないせいでその時々に変な癖の字が見られる。

中学になると成績のことや家族への不満、自分のコンプレックスのことが書いてある。

字は気分によって乱れはあるものの変な癖はなく落ち着いている。

初めて本当に好きなアーティストができ、感化されてか作詞にもチャレンジしていて笑った。歌詞の内容は好きな人への想いや自分の性格のことなど。

ここまでの私はかなり自信過剰な時期であり、日記からも調子に乗っている様子がよくわかる。読んでいて何様なんだよ!!とつっこみたくなる。

高校に入り内容は一気に暗くなる。

好きな人のことも書いてあるけど、それ以上に自分へのバッシングがひどい。

またこの時期にやっと親も一人の人間なんだと気づき、親の言うことだけ聞いていればうまくいくとは限らないと知る。

自分の存在って何だろう。私は何がしたいんだろうと自分を探る内容が多い。

BUMP OF CHICKENと出会うのもこの頃。

彼らの音楽と出会った時のことが書いてあって今読んでも同感だった。

大学へ入るとあまり日記は書かなくなっている。

でも何か自分の中にどろどろとした黒い気持ちが出てくると吐き出すように書いている。これは今もそう。

だんだんと、日々のちょっとしたことから自分の考えをまとめるという内容に変わった。

小学生の頃はちょっとしたことが一大事で記録するに値したんだろうけど、だんだんと日々のことが当たり前になって記録されなくなり、自分の内面のことばかりになってしまった。

今思うと、その忘れてしまう何気ない日々のことをもっと書いておけばなぁと思った。気持ちも大事だけどね。

それにしても中学くらいから自分の性格ってあんまり変わってないんだなぁと思った。簡単なことをあえて難しく考えてしまうようなめんどくさい性格。

もうちょっと物事をシンプルに考えたいものだけどもう長年この性格だから、受け入れながらやりたいようにやっていこうと思った。