過渡期。
そうか、わかった。
私がお笑い番組をずっと見続けてしまう原因。
たぶん、「何も考えたくない」からだ。
- 自分の中で結論を出さなければいけないことがある。
- だいたい結論は見えている。
- でもその結論を選んだら手続きやら感情やらの面倒くさい色々が待っているのがわかっている。
- よって結論を先延ばしにしたがっている。
- そのことについて考えたくない。
- 考えないように何かを集中して観る。
「思考停止」は何よりも悪い、と何かの本で森達也さんが言っていた。
考えないことは、問題を放棄することだから。
わかってる。
でもほぼ無意識にしちゃってるこの行動はたぶん自己防衛。
高校生の時、今と同じ状況だったと昨日書いたけれど、その時も今思えば一緒だった。
- 音大受験することは決まっていた。
- 本当は文学部に行きたいと気づいていた。
- でもその選択をしたら、今までのレッスン代や親の期待、今まで犠牲にしてきたもの、諸々が無駄だったことになる。
- よって音大は行くものだと思い込んだ。音大生ってカッコいいし、などとも本気で思ったし。
- 心の奥では「違う」と感じていることもわかっていたけど気づかないふりをした。
- ピアノの練習、読書以外の時間はお笑い番組をひたすら見て先のことは考えないようにした。
あの時文学部を選んでいたら!とは今は思わない。音大で学んだことは無駄ではなかったと思うし、他の大学では経験できないこともしていると思う。自分で選択したことは事実だから過ぎたことは肯定するしかない。
そう、過去は変えられない。
今は?今の私はどうだろう?
変えられるのにめんどくさがっている。色々な諸事情にからまっている。
でも高校生の私ほど不自由じゃないし、多少の度胸はついたつもり。
じゃあどうする?
どうする?
そろそろ思考停止するのやめないとね。
内P、TSUTAYAで借りちゃったけどね。